気が狂うほどまともな日常日記

絵の習作の発表の場、本・マンガの感想を綴る場、また日々の出来事を気の向くままに記す場として開設されたブログです。

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二四〇九階の彼女 西村 悠 

[ 2008/06/13 09:11 ]
主人公がナイフを武器に、喋るバイクカエルを道連れにして色んな世界を旅するお話。
キノのパクリだ!って主張も頷ける。喋るカエルは被りすぎだろう。
二四〇九階の彼女 (電撃文庫)二四〇九階の彼女 (電撃文庫)
(2006/10)
西村 悠

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イマイチ乗り切れずに読書が進まなかったんですけど、後半のカエルの国以降のエピソードは引き込まれるモノがあってスイスイと読めました。

イマイチ乗り切れなかった理由としては、冒頭からどうしてもキノの旅が頭を離れなかった事。それと技術力に対する説明の少なさでしょうか。
作中における科学技術の在り方使い方が、なんかもう魔法と同じ。
高度に発達した科学は魔法と見分けがつかない、なんて言いますけどね。いろいろと説明もなしに出来ちゃうんですが、でも全然万能じゃなかったりする。神の代行機械アントロポシュカのメイン武器が銃っておかしくないですか?
支配権の奪取だとか、それっぽい言い回しも使ってたりしましたけど、具体性がないもんですから科学技術の鍔迫り合いというより、根性論みたいなもんに思えましたし。

九一四階の積層図書館
1番最初のエピソードも乗り切れなかった理由になりますね。階層世界がどんなものか具体的に示されてない常態のまま、平行世界の話まで一緒にされちゃって。ややこしいことこの上ない。
それにあの話、フリオリは「実験」だと知っていたはずだし。オリネラにそれを話してあげればよかったのに。

二四〇九階の彼女
約束というには余りに一方的すぎる。主人公の人生を狂わせた彼女は、可憐な悲劇のヒロインではない。どうしようもないほど頑固で生きることに執着し、顔も知らない他人に自分のエゴを押し付けた。彼女は、なんて言えばいいんだろう。彼女の元居た世界が一三〇二階のような平穏でいて、退屈な楽園だったのかどうかは解らないけれど、そこで大人しく生きることが出来なかった。業に塗れた、エデンの園を追放されたアダムとイヴのような、彼女はまさしく人間だった。

いやむしろ主人公を誘惑して知恵を授けたあたり、彼女は蛇なのかもね。

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プロフィール

ガラ

Author:ガラ
職業:働くNEET。


・眼鏡をしたままお風呂に入る派。
・新品のケータイに張ってあるシールは剥がされる派。
・曲調より歌詞で曲を好きになる派。

特徴
・優柔不断・怠惰・臆病・自己愛強し

称号
・1人カラオケニスト

蔵書
その1その2その3その4

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現在週刊少年ジャンプで連載中。作者曰く「推理物の皮を被った単純娯楽漫画」ですが、それだけでは終わらないエネルギーを感じさせます。

   

「蟲」呼ばれる存在を作者独特の世界観の中で描いた作品。つまり題材にしているモノも創作。世界観も創作。嘘の中で嘘をついているホラ話なのですが、ところがどうしてその嘘があまりに面白くてついつい騙されてみたくなる。そんな作品です。

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