気が狂うほどまともな日常日記

絵の習作の発表の場、本・マンガの感想を綴る場、また日々の出来事を気の向くままに記す場として開設されたブログです。

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“文学少女”と死にたがりの道化  野村 美月 

[ 2008/05/17 03:46 ]
城嶋咲子=犬
“文学少女”と死にたがりの道化 (ファミ通文庫)“文学少女”と死にたがりの道化 (ファミ通文庫)
(2006/04/28)
野村 美月

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“文学少女”と死にたがりの道化  野村 美月
太宰治作品って人間失格と走れメロスくらいしか読んだことないな。人間失格は高校の頃に読んで、感銘(笑)を受けた。私ってばつくづく中2病。
人間失格がこれだけ支持されているのは、作中で言われている通り、あの作品はやっぱ人間誰しもが感じることを書いたことだからなんでしょうね。それなのにまるで自分だけのことのように、世界の中で自分だけが異端なんだと感じてしまう。そこが太宰治の恐ろしさ。太宰マジック!

太宰治の人間失格をベースに、10年前の遺書と現在の手記が重なった3重構造のストーリー。物語としては結構ややこしいし、長さの割りに登場人物も多い。詰め込みすぎな気もするけど、これだけ詰め込んで書ききる技量に感心する。
主人公・井上心葉と文学少女・天野遠子の馴れ初め、美羽関連を出し惜しみしているのはズルいと思いますけども。シリーズモノ第一弾ですから、それはそれでアリと思えば…。
マンガでいうなら新連載の第一話。今後の話に広がる謎を含ませつつ、キャラ紹介をして事件を解決。ついでにお色気シーンもあるよ! って感じで実に卒がない。最終章の展開は一気に引き込まれましたさ。
続きが読みたくなるんですが、その前に太宰治の作品も読んでみたくなる。そうか、全部読めばいいんだ。名案だ。

私も太宰治の人間失格には感銘を受けて、主人公に共感してしまったクチですけども。私は結局道化にすらなりきれない人間でした。道化に対してさえコンプレックスを抱いてしまう人間はどうやって生きていけば良いんでしょうか。

お化け


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プロフィール

ガラ

Author:ガラ
職業:働くNEET。


・眼鏡をしたままお風呂に入る派。
・新品のケータイに張ってあるシールは剥がされる派。
・曲調より歌詞で曲を好きになる派。

特徴
・優柔不断・怠惰・臆病・自己愛強し

称号
・1人カラオケニスト

蔵書
その1その2その3その4

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今読むとテーマにやや古臭さを感じますが、この作品で提起された問題は現在でも答えなど出てはいないのです。深く考えさせられる作品であると同時に、奇抜なデザインや発想、キャラクター付けなどマンガとして純粋に面白い部分が上手に同居した傑作です。是非御一読してみてください。

   

現在週刊少年ジャンプで連載中。作者曰く「推理物の皮を被った単純娯楽漫画」ですが、それだけでは終わらないエネルギーを感じさせます。

   

「蟲」呼ばれる存在を作者独特の世界観の中で描いた作品。つまり題材にしているモノも創作。世界観も創作。嘘の中で嘘をついているホラ話なのですが、ところがどうしてその嘘があまりに面白くてついつい騙されてみたくなる。そんな作品です。

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