気が狂うほどまともな日常日記

絵の習作の発表の場、本・マンガの感想を綴る場、また日々の出来事を気の向くままに記す場として開設されたブログです。

スポンサーサイト 

[ --/--/-- --:-- ]
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


←お気軽にご意見・ご感想をどうぞ。
スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

ブギーポップは笑わない 上遠野浩平 

[ 2008/03/05 14:03 ]
オムニバス形式の物語展開は面白い。第一話が物語の起であり結であって(あくまで一面にしかすぎないけれども)、以降の話で中心人物を変えながら承転を語っていく手法は結構好き。時間軸がごちゃごちゃしていて把握しにくいけれども、横に絡み合う人間関係が描かれることで学園生活に厚みを感じることができる。
ブギーポップは笑わないブギーポップは笑わない
(1998/02)
上遠野 浩平、緒方 剛志 他

商品詳細を見る
なんか時代を感じちゃうな、と思った。
9年前の作品か。タイトルだけなら何度か聞いたことがあったような。「ブギーポップな日々」って作品があったような気がしていたんですけど、覚え違いらしい。私の記憶力のなんと当てにならないことか。

時代を感じてしまうというか、単に私の感性がライトノベルを好むメイン読者層と離れているだけなのかもしれない。ライトノベルって10代向けのものですもんね。
宇宙の意思だとか、組織だとか、クローンだとか。研究所から逃走した実験体だとか。そういうのを聞いても心が踊らなくなってしまった。しかし、10代の頃の私がそういうのを好きだったかっていうと微妙かも。好きだったら昔からラノベ読んでいそうなもんですもんね。んでも好きだったかもなぁ。個人創作のストーリーを考えるときにはそんな便利ワードを使ってましたから。

ま、今の私だとそういうのを聞いてももう一歩踏み込んだ説明を求めてしまう。そこまで踏み込んで構築されたフィクションなら今でも好き。単なるオサレなカッコイイ便利な言葉として、二重人格やら何やらが使われても心は惹かれない。
それってやっぱ、人間の調査だとか、全世界の危機だとかが言葉として使い古されてしまった9年間の時代があるんだろうか。他の作品でも飽きるほど聞く言葉ですから、私個人としても食傷気味なんだろうなぁ。

多くの謎を残したまま圧倒的なまでに消化不慮で終わる。
シリーズモノの1作目ですもんね。って、これ賞を取ったから続刊したわけで。これだけで完結していてもおかしくなかった作品なんですよ、ね?それがこんだけ消化不慮ってどうなんだろう。 それも時代、なのかなぁ。

結局5年前の事件だとか、霧間凪の存在だとか、エコーズの声を何故紙木城は聞けたのかとか、ブギーポップの存在だとか、謎が多すぎる。謎が多すぎて以降のシリーズを読む気にはなれないなぁなんて思ってしまったり。
謎が多すぎることが学生としてリアリティがあるって事なんだろうか。

‐結局は、なんでもないことになってしまうんでしょうね。

←お気軽にご意見・ご感想をどうぞ。
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する
FC2カウンター
プロフィール

ガラ

Author:ガラ
職業:働くNEET。


・眼鏡をしたままお風呂に入る派。
・新品のケータイに張ってあるシールは剥がされる派。
・曲調より歌詞で曲を好きになる派。

特徴
・優柔不断・怠惰・臆病・自己愛強し

称号
・1人カラオケニスト

蔵書
その1その2その3その4

あわせて読みたい

あわせて読みたい
ブログバトラー

オススメできるマンガ
   

今読むとテーマにやや古臭さを感じますが、この作品で提起された問題は現在でも答えなど出てはいないのです。深く考えさせられる作品であると同時に、奇抜なデザインや発想、キャラクター付けなどマンガとして純粋に面白い部分が上手に同居した傑作です。是非御一読してみてください。

   

現在週刊少年ジャンプで連載中。作者曰く「推理物の皮を被った単純娯楽漫画」ですが、それだけでは終わらないエネルギーを感じさせます。

   

「蟲」呼ばれる存在を作者独特の世界観の中で描いた作品。つまり題材にしているモノも創作。世界観も創作。嘘の中で嘘をついているホラ話なのですが、ところがどうしてその嘘があまりに面白くてついつい騙されてみたくなる。そんな作品です。

バロメーター
ブロとも申請フォーム


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。