気が狂うほどまともな日常日記

絵の習作の発表の場、本・マンガの感想を綴る場、また日々の出来事を気の向くままに記す場として開設されたブログです。

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今週の週刊少年ジャンプの感想(24号) 

[ 2007/05/14 14:49 ]
今週の週刊少年ジャンプの感想をツラツラと。

赤マルジャンプの感想はコチラ


ぼくのわたしの勇者学 Lv1 鋼野剣 麻生周一
吉田先生がウケる。
過去2作の読切からファンタジーの常識を現実に落とし込んでギャグにするマンガかと思っていたんですが、よくあるギャグ教師モノでした。

鋼野先生の主張がコロコロ変わるのはギャグだから良いとしても、最後にクラスメイトがアッサリそれを受け入れて号泣するのはどうなんですか。せめて先生の主張が一貫していれば、こちらは理解できずとも生徒がついていく滑稽さをギャグにできたと思うのですが。
勢いだけで最後まとめてしまったせいで置いてけぼりをくらい、まさしく「これ・・・続くの?」と感想を持ってしまいました。

あと、クラスメイトのデザインは全員決めてあるんですかね。群集にしても、群集を代表する数名を固定でだしたほうが良いんじゃないでしょうか。登場人物がすごく多い印象を受けた割には、記憶に残る人が少なかったです。

BLEACH 274 The Monster
×  ○
ス  ス
エ  エ
ル  ル
ニ  テ


どう見ても貫通しています。刺さって貫いたと思わせるために手品で使うような細工でもしたんでしょうか。一瞬のうちに。更に倒れこむ動作まで。 エンターティナーなザルエルアポロ萌え。

口から血を垂らすコマの織姫が誰かに似てると思ったら、鬼太郎だ。
粉々になった肉体まで復元できるのなら、誰も死にませんね。元々誰も死にませんが。

レンジと石田の共同戦線。2人の霊力を合わせる事により波長を変え無効化を打ち破る。のがよくある手段?

NARUTO No.353 "暁"集合・・・!!
「九尾は最後に封印しなければならない。」
「九尾を早くから拘束しておくと、木の葉隠れが騒ぎ出し面倒。」

(´・Д・`)へぇ。
あれ?コイツら一度ナルトを狙って木の葉の里に来たことなかったっけ?
人柱力にしても戦闘描写、尾獣の姿すらなく倒すのはどうなんですか。二尾三尾も酷かったですが。9匹も設定しちゃったものの消化不慮を起こしていて、すごく企画倒れの匂いがします。
そもそも暁って何で今頃になって尾獣を集め出したんですかね。説明されてましたっけ?

「とてもじゃないが拘束なんて考えられなかった」
カカシ先生。貴方がトドメを刺したカクズさんは螺旋手裏剣を喰らっていてもうチャクラを練れずに再起不能だったんじゃ。
勿論それは里に戻ってから判明したことですけれど、拘束しようとする意志があるならトドメを刺す前に拘束を試みるべきですよ。
拘束なんて考えられないほどにビビってしまってました、という事ですか。

「あとはイビキさんが情報を聞き出してくれる」
換金屋の親父から何か有益な情報を聞き出せたんですか。

ワンピース 第455話 "王下七武海ゲッコー・モリア"
ブルックのスカルジョークは癒される。フランキーを制止することを辞めたロビンにも萌える。
5年前にスリラーバーグをムチャクチャにしたブルックって相当な実力者?

モリアの能力判明。ホラーと絡めたある種のコピー能力。こういう能力は総じて使用者自身が弱点。モリアの見た目は巨大だけれども、ダサいしモリア自身も没人形っぽい。三怪人もあれは全員ゾンビですよね。実は既存キャラが入ってましたとかがあったら面白いかも。

姑息なモリアを差し置いて、活き活きとしている三怪人がほほえましい。
しかし、このモリアの存在は七武海の株を下げるような。

銀魂 第百六十三訓 線路で遊んじゃいけません
やっぱ銀魂はギャグだよなぁ。土方の腹の上で土方の心配をする近藤のバカさ具合が良い。

魔人探偵脳噛ネウロ 第108話 村【むら】
PC画面に何か書いてあるのかと思い、ジャンプをひっくりかえしてみたりもしましたが、解読不能でした。
ネウロを誘い出すためにちゃんと謎を用意してあげるんですね。よかったバトル展開にならなくて。
しかし、蛭が犯人だと解っているのに登場人物の紹介をいれるというのは?絵氏屋邸でのXIのように成り代わるんですかね?蛭が?
成り代わるとすれば、村人は難しいから、旅行者の誰かに?と見せかけて再びそこらの犬に化けていたり。

前回も「ひぐらしのなく頃」に似ていると思ったのですが、今回も彼氏が横暴なカップルが登場したので「宵越し編」を連想してしまいました。意識してる?

アンドリュー。気さくな天才さん。良い人そうなんですが、すごくXIに殺されそうな匂いがします。超がんばれ。
アイは何歳?過去の写真でも美人だけれど随分大人びた顔していますから、23,4くらい行ってたり?

サムライうさぎ 第十羽 百両の価値
伍助はあの爺さんから100両の価値の有る道場(少なくとも土地)を強奪したのか。なんて非道な。

メゾン・ド・ペンギン 最終回 母なる海 そして地球
マンガ家人生の終末を匂わせるような自虐ネタは面白い。
そういやツンエロ委員長ってフェードアウトしてましたっけね。人気投票1位のキャラが消えるってスゴいわ。
最後の4コマまで下ネタ。で、爆発オチ。落ちてないけれど。

近年稀に見る混沌とした最終回でした。

ToLOVEる トラブル51 魅惑のマニフェスト
やっべ、古手川さんが可愛いぞ。このマンガを一年間流し読みし続けて初めてのHITだ。
必死な空回りっぷりが可愛らしい。
この間のエセ最終回以降、恋愛展開が始まるのかと、ふーんあっそうと思ってたのですが、古手川さんが出てくるコメディ展開なら見てみたくなりました。

REBORN! 標的144 リングの力
あれ?獄寺はともかくツナは10年前と同じ戦い方で勝っちゃったような?
獄寺文字。50音の同じ行はマークが統一されてたりするんでしょうか。さ行は爆弾とか。
解読できそうですが、解読する気力もなし。来週を待ちます。

アイシールド21 232th down DEATHGAME
モノマネするヒルマが変・・・。
「ああ 止めねえよ」の2個左の見開きのコマ。すげぇ。影から覗く目もカッコイイけれど、アイシールドに映りこんだ人間と、手前にある腕の描写。読者が王城のプレイヤーと同じ視線に立っているんですね。すごい構図です。

ラルΩグラド TALE21 Freedom
ラルとガネットを対等にしようとしてるようだけれども、どうみても器の大きさはガネットのほうが上。
「ああやるな でも闇女王を殺のはオレだ」
なんて情けないセリフ。

こち亀 (^o^)嗚呼!我が青春電車の巻
部長の年齢は気にしちゃダメですか、そうですか。
貨物鉄道を1人で使うとか。どんだけ横暴なんですか。

郷田豪 Go!Go9 CJ
存在感のないピノちゃんが不憫。
体育館を占領している事へのフォローは、話の冒頭、シーン描写のkマで張り紙を見せればそれで済んだような。

D・グレイマン 第117話 優しさと強さと
大きな手になったり、銃になったり、仮面と爪とマントになったりと。アレンの武器はコロコロ変わりますね。

焼肉の王子様 Genisu344 サラバ焼肉のタレ~黄金の味~
ああ、焼肉が熱くて比嘉中は失格したのか。
なんじゃそりゃwwwwww

乾が一肌脱いでくれました。
チタアアアン
なんだかんだで今回も悲惨な目にwww

リョーマさえ悲惨な目にあってる中で、何故かまともに、むしろ格好よく描かれている樺地萌え。

やはり焼肉屋の駐車場は死体の山となっていましたねwww

ムヒョ 第117条 玩具
やっぱ記憶の操作が失敗していて、ブープはアイビーに復讐される、と。

ボーボボ 真説66 まさかの融合!?
こんな融合させるならB.Bのズボンは白くしたほうが良かったんじゃ?
4分の3が黒く見えちゃいます。

エムゼロ M.50 クラスマッチ⑭
身を隠さずにあんなに堂々と見通しの聞くところを歩く九澄達に違和感。
森の中へうかつに入ると罠で待ち受けられて危険なのか。(影沼君の如く)

P2! STEP31 コーチ
蒔絵先生はいつ教員免許を取ったのか。

もて王 第87章 さよならは言わない
「それはもうツンデレじゃなく二重人格だな」
「本業のツッコミのほう忘れるなよ」「本業じゃねえ」「よし」
木嶋が最後まであんな感じだったのは。しかし描写してくれただけでも嬉しいか。いつの間にかフェードアウトとかしてなくてさ。
連載お疲れ様でした。

ジャガー 第284笛 フリーマーケットの事ですよ
ふえ科はギター科と仲悪いなぁww いつもバトル展開になるww

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一度ナルトを狙いに来たときの木の葉は
「三代目死亡、三忍が一人も居ない、砂とのパイプが弱い、大蛇丸の存在があって木の葉が全戦力を暁にむけられない」
という状況で、今回は
「綱手と自来也が戻ってきた、砂とのパイプが強固なものに、大蛇丸の存在がなくなり全戦力が暁に向く」
という変化があるので
そこらへんは物語を読んでいく上で必要な類推を行えば、矛盾はなくなると思います。もっとも、作者がそこまで考えているかどうかは不明ですが。

尾獣については、読者の中にはそれが主体となることを望んでいる人も多かったのかも知れませんが、主体画それになる事を避けただけではないでしょうか。作者は小説作法について勉強した事があるというので、これは類推ですが、江戸文学のような「コレクター精神」や「伝説」に根付いただけの冒険譚よりも、近代以降の「そういった設定を主題とせずに、スパイスとしてストーリーを展開させる手法」をとったと考える事ができます。勿論、やはり作者にこの意図があったか分かりませんが(まあ、ないでしょう)、そういう可能性を考えるという事が読むという事ではないか、と私は思っています。

暁が今頃になって尾獣を集めだしたという事に関しては、カカシが暁がしばらくナルトを無視していたことについて「自来也がついていたから」という憶測を述べたのち、チヨバアがそれを否定して「尾獣を封印するにあたって相応の準備(術集めや情報収集)があったから」だと言っているシーンがあります。

拘束についてはこう考えるのはどうでしょうか。「相手の能力と味方の新しい能力を完全に理解した訳ではない状況で、それを拘束するという事は賭けである」という可能性を考える事です。拘束して連れ帰るとしたら、その途中で敵が拘束を破りまあ襲い掛かってくる可能性もありますし、それを避けてその場で増援を待てば暁の新手がやってくる可能性があります。カカシは暁が自分ひとりでは(拘束どころか)殺す事も出来ない、ということを角都やイタチによって体に叩き込まれているので、あの拘束を実行することのデメリットを考えれば、殺害はやむをえないのかも知れません。

イビキのあの伏線については、個人的には今後出てくるのではないか、と思っております。これまでも「あの伏線流れたのか」と思ったものが、時を隔てて解消されるという事が多かったので(逆にその週に張った伏線をその週のうちに解消する、という事もこの作者はやります)。

それでは拙文失礼しました。
[ 2007/05/14 17:23 ] [ 編集 ]
言い訳のようですが、私はNARUTOをジャンプ本誌でしか読んでおらず、コミックスも集めていないので週ごとの場当たり的な感想しか持つことができません。理解の浅い私に懇切丁寧に説明をしてくださってありがとうございます。

3年前との状況の変化はご指摘の通り。納得できました。

>尾獣について、
>「そういった設定を主題とせずに、スパイスとしてストーリーを展開させる手法」をとったと考える
2対1になって崩壊している三竦みや、2人(アニメでは3人)しか出てきてない七本刀などから類推すれば尾獣があんな扱いでも自然なんですね。面白そうと思える要素を設定するだけする、というのが作風と考えれば良いのですから。

>暁が今頃になって尾獣を集めだしたという事に関しては、
説明されてましたかー。記憶にありませんでした。情報有難うございます。

>拘束についてはこう考えるのはどうでしょうか。
あの状況で拘束するリスクを考え抜いたカカシはデメリットのほうが勝っていたので殺害を実行した、と。
周りに味方の18小隊が居たはずなのに、それ以上に居るか居ないのか解らない暁の増援を恐れ、拘束を試みることもなく、反撃を恐れながらも仲間を帰らせ(!?)、1人後始末をする。
こればかりはカカシがビビっているとしか思えないのですが。

あと、今思ったのですがいのの術こそ拘束に使えそうなモンですよね。(最も適しているのはシカマルですが)あれで拘束にさえ使えないのでしたら、いのは何しに来たんだろう。医療?

>イビキのあの伏線については、
親父の安否が心配なので、私もあの伏線の回収は切に望みます。
作風から考えると賞金首制度は無かったことになるのが自然かも知れませんがね。

>そこらへんは物語を読んでいく上で必要な類推を行えば、
>そういう可能性を考えるという事が読むという事ではないか、と私は思っています。

私にとっては、犬さんの言う「読む」という行為は「読み込む」と言うべきものです。そして私はナルトを読み込めてはいません。それは私がナルトに読み込むという行為を起こさせるほどの魅力を感じられるかにあると思います。

そこが私と犬さんの違いでしょうか。最も私程度では、読み込んだとしてもそこまで深く類推はできないでしょうが。

私の浅い感想に付き合っていただき有難うございました。
[ 2007/05/14 23:53 ] [ 編集 ]
多くの感想系サイト(批評系と言えるものは殆どないでしょう)は、量産型の感想を週単位で書いていくというだけであるので、特別好きなマンガでもなければ至極論理的な批判も賞賛もありえないでしょうし、またそういったサイトを観覧している我々もそこまでの感想は求めていないと思います。

三竦みの設定って言うのは、ただ設定しただけではないように思います。とりわけパラーバランスがめちゃくちゃだといわれ勝ちなこの作品は、ある種この三竦みのバランスを保ち続けているとも言えるんだと思っています。つまり、三竦み構造の作中パラーバランスへの還元が実際に起こっていると言えます(やはり作者の意図ではなくて無意識、もしくは編集の意図でしょう)。そう考えていくと、尾獣の設定も大筋に還元されるだけである、それ主体にはなりえないのでしょう。そもそもこのマンガの主体の嚆矢は「道具として生きた再不斬と白」であり、それが現在の「道具として切られる忍者と切る国の関係」にまで波及しているのですから。

18小隊は火の国全体に散らばっていたのでしょうし、居るか居ないか分からないこそ暁の増援は恐れなければならないでしょう。ここは寧ろカカシが(判断を間違えば殺されるかも知れないという状況で)拘束を考えられなかった事よりも、シカマルがアスマの情報を頼りに飛段を始末した時に、「イタチや鬼鮫も居るかもしれない」と考えなかった事の方が「作中キャラクターの心理がどうかしている(作者のミスという意味で)」と言えるのではないでしょうか。

シカマルの術は拘束に優れていても、新しい敵の来襲を恐れて移動しようとした時には不便なものでしょう。シカマルもそうですが、いのの術も持続時間が決して長くはないでしょうし、敵のダメージがいの自身にも返ってきてしまうので、有効とは言えないでしょう。医療と偵察だけで戦闘要員ではなかったのではないでしょうか。

賞金首の制度はフィーチャーされる場面が出てくればまた出るんでしょうけど、そういう場面でもないと無理やり設定だけ出すっていうのはないでしょう。そういう意味では、細々とした設定を元に話を作っていないというタイプなのかも知れません。

私のいっている読むは読み込むというレベルのものではありません。読み込むというのは、多種多様の理論を用いて作品構造などまでを深く調べていくことと同義だと思っているからです。作品について可能な限り肯定的な解釈と否定的な解釈を同時に出していくというのは、私は読むという行為の上で自然なことであると思っていまして、そうでないものは読むというよりも見ているだけ、としか思えないものでして。

今後も感想楽しみにしております。
[ 2007/05/16 17:22 ] [ 編集 ]
NARUTOの大筋、テーマは「道具として切られる忍者と切る国の関係」というモノだったんですか?
私はてっきり、忍びという過酷な境遇の中それらを跳ね除けて自分が正しいと思う道を行く。初期の頃によく言っていた「自分の忍道を貫く」というのがテーマだと思っていましたので。
主題を何と解釈するかは個人の問題ですので議論することではないのですが。


18小隊が火の国全体に散らばっていたのならば、後発のナルトが追いつけた事や、シカマルが遭遇地点から一族の森へヒダンを誘いこめたことなど(あだ討ちを望むシカマルがヒダン達を発見したことなど)に相当なご都合主義を感じてしまいますが、肯定的に解釈するならばそれも全て偶然で片付けられることなので瑣事でしかありませんね。

ヒダンを倒してからシカマルは増援の心配をしだしたのではなく、常に暁は脅威であると認識していたと思います。
暁が2人組で行動していることも木の葉にとっては確証がなく、尾獣を狙っているとしか解らない状況では、最悪の可能背を考えるならばS級犯罪者(大蛇丸クラス)が8名揃って里を襲撃にきてもおかしくない。そこまで考えるのが自然です。
(つまり、木の葉にいるだけでとんでもない危険性に常に付きまとわれているんです。それなのに外敵にわずか20小隊を派遣するだけだったり、敵の標的であるナルトを最前線に送り込むツナデこそが最も可笑しいんですがね。 肯定的な可能性を考えるならば、暁クラスの集団はそこらへんにゴロゴロいて人員を暁程度には割けられないとも考えられますが。)
20小隊が派遣された時点で、暁全員と遭遇するだけのリスクがあると解っていたのに、遭遇した敵を打ち倒し、今後のための情報を引き出すために里へ拘束し引き返す時になってリスクを感じ、危ないから殺してしまう。
目前のわずかなデメリット(主に自分の死)に動揺して、里に対して大損をさせているカカシはビビってしまい正常な判断ができないでいると言ってよいのではないでしょうか。

ナルトの世界における医療と言うものが、ホイミやケアルのような便利な回復魔法ではなく、人体の作りを熟知した上で行う治療行為だとするならば、医療要員であるいのは、カクズの症状を分析できたかも知れないですね。できなくとも、カクズの負傷を診断し、カカシよりも冷静に拘束のリスクを判断できたかもしれません。
カクズを拘束できなかったのは、カカシの判断ミスと、いのが医療要員として機能していなかったせいかもしれませんね。

賞金首制度については、誰が賞金を賭けていたのかを考えると犬さんのいう主題と絡む可能性もあります。
私は、唐突に戦闘力を計る指標の如く登場したその出し方のほうに作家としての問題があると思っているんですがね。

私は気の向くまま、思いつくままに感想を書いているので、あえて多種多様な解釈をあまり考えようとはしません。
私が感想において否定的であったのなら、私がその作品を一読して否定的な印象を受けたというだけのことです。
犬さんにとって、見ているだけとしか思えないような感想と思われても仕方がないとは思っています。
犬さんが、私のような感想群には深く立ち入った考察を求めていないということが救いでしょうか。

長くなりましたが、このような主観的で、量産型で底の浅い感想で宜しければ今後もご覧になってください。
[ 2007/05/19 01:12 ] [ 編集 ]
忍道を貫くっていうのはアイデンティティですね。アイデンティティの前提の条件として社会がなくてはなりません。その社会にあたるのが作中で一貫されている「忍=道具」に対する従順と反抗というテーマであると考えられます。それと物語のテーマの問題は、理論的には個人に終始せず問題ではなくて議論の的になりえます。

火の国から他国に出るまで少なくとも一日が経過し(サスケ奪還編)、木の葉から砂までいくのに三日は掛かります(ガアラ奪還編)。よって、予期せぬ敵の登場に備え、国境の近いところに戦力を散在させたとも考えられましょう。砂隠れは現にそうしましたし。そうした場合、離れたところにいる班が戦闘中にやってくる事は不可能ですよね。それじゃあそもそも何故ナルトが追いつけたのかというと、それは「ナルトたちは凄く遅れて出発した」という仮定を大前提としたこじつけの発想でしょう。確かに否定論というのは手軽に批評を楽しめますが、「相当に根拠のない家庭を大前提としているように感じてしまいますが、否定的に解釈するならばそれも全て(反証されず)当然の事のように片付けられることなので瑣事でしかありませんね」なんてな話になりましょう。

また、シカマルが一族の森に誘いこめたという事に関しては、あの森が比較的里の近くにあったと考えれば、そう矛盾はしていません。何故近くにあったと考えるのか、といえば、それは「父親とシカの角を取りにいける」距離で、「一族が定期的に訪れてシカを育て養っていける」距離だと分かっているからです。シカマル班の目的は、たとい他の暁の出現の可能性があったとしても、ヒダンと角都だけです。あの二人組の目的は「九尾」であると考えられ、里に接近してくる事が予想できます。敵が里に接近すると分かった時、里の周辺にだけ戦力をそこにだけ集中すればよいのでしょうか。違います。火の寺の一件から、国の大名などは当然そういった施設や自分たちの周囲にも複数部隊を置くように希望するでしょうし、この世界では緊急事態に外から攻め込まれても対応できるように、国境にも戦力を分散させなければならないという設定があります。故に、里の周辺だからといって戦力が集中しているとは言い切れず(勿論している可能性もありますが、している事を前提として決定することの反証として書いているので、しない可能性を特別に取り上げているだけです)、全ての部隊がこの二人だけを集中的に叩くという事はありえません。そんな中で、敵の捕獲を得意とするシカマル、いのに、追跡を得意とするカカシの班が最初に敵を発見することはそう無理のある話ではないでしょう、それも、「里に向う敵」を「里に程近い一族の森(一つか複数かすら確定していません)」に移動するまで放置しておき(いのの術を使えば気配で気付かれる、という事はないでしょう)、それから接触したと考えて特別矛盾があるでしょうか。こう考えると、ナルトたちがシカマル班に追いついた事も余計に考えうる話です(しかもヤマトは正確に相手の位置を知る手段を持っているため、どこに味方がいるのか一切迷う事がない)。

暁が2人で行動している事は、イタチと鬼鮫の例、デイダラとサソリの例、ジライヤの情報から絶対的には信頼できないものの「実際にツーマンセルで確認されている」という状況があります。チヨバアの情報からは、暁は尾獣集め以外にも広範なやるべき事があるため、ばらばらに行動しているというものがありました。

寧ろ木の葉自体を手薄にはできないから、20小隊しか出さなかったと考えられるでしょう。それと暁クラスの敵がごろごろいるという可能性は考えにくいでしょうけれども、火の国には大蛇丸のような火種となる存在が複数あるという設定は出てきていますし、ザブザのような存在を考えれば、暁ほど組織化されていなくても、暁に全戦力を投入することは不可能でしょう。

つまり20小隊という少なさは「一定の条件」であり、その条件下で最大限それを機能させなければならないのが、作戦というものです。この場合は、暁全員と遭遇するリスクがあっても、そのリスクに備えるだけの十分な戦力がないという意味で、不可能なことです。が、捕獲ではなく殺害するというのは、可能でしょう。こういう差があるので、「暁全員が襲って来る可能性があるのに」なんていうのは比較対象になりえません。

カカシの父親はその関連の話で自殺している上に、木の葉は目前のデメリット(主に隊員の死)の為には、引き返すことさえ余儀ないこととする里です。これも、ナルトを読んで記憶していれば、当然の設定です。故にカカシはなんとしても隊員を殺す訳にはいきませんし、勿論自らが死ぬ事も避ける必要がありましょう。しかも捕虜にして連れ帰ったとして、「暁」から情報を引き出せるかと考えてみたところ、やはりそう簡単に引き出せるものでもないでしょう。角都たちが何かを吐いたとして、その信頼度はジライヤの情報よりも下手すれば低いほどです。リスクに見合うだけのリターンがありますでしょうか。

いのは角都を分析できたかも知れませんが、できないかも知れません。角都に接近してリスクの高さを診断できたかも知れませんし、出来なかったかも知れません(接近して診断すること自体がリスクだからです)。そもそも木の葉でも、一介の医療忍者が一人で一瞬間に診断したのか、綱手クラスの医療忍者が時間をかけて慎重に診断したのかも分かりませんので、ここは幾らでも肯定することも否定することもできてしまいます。

出し方は唐突ですが、あんな設定徐々に出していっても仕方がないでしょう。そもそも、これまでの話を振り返っても、裏の賞金首制度が出てくるべき話はありませんでした。が、里ではビンゴブック(手配書)を作成しており、これを捕獲・暗殺すれば里から任務のランクに応じた報酬があります。裏の世界でこの機能が存在したとき、その報酬が里のように体系付けられていない故に賞金がかかっている、というのもごくごく自然な設定でしょう。といってもガラさんの問題視しているところは、この設定の出し方の「センス」という至極個人的な感覚に終始してしまいがちなところでしょうから、関係ないでしょうか。

つまり印象論の感想でしかない、という事ですね。印象論でしかないのに理論的な批評のふりをする、というのは大衆のおこなう批評の常ですから悪い事ではないでしょう。
[ 2007/05/19 19:25 ] [ 編集 ]
まぁ、そんなもんなんです私の感想なんてものは。
火の国の地理的大きさの知識なんてサッパリ失念しておりました。(カカシの親父のエピソードも☆)

よって、私の印象だけで語らせてもらいますが、ナルトのテーマが『「忍=道具」に対する従順と反抗』とするには、社会に対する描写が不足していると私は感じています。
「忍=道具」とする風潮が絶対のものではなく、「なんとなくそんな雰囲気がある」程度にしか感じ取れないのです。
その風潮は、ザブザの登場した初期の頃はまだ感じられましたが、ゴネ通すナルトを全面バックアップする大人たちを描いている現在の展開ではますます軽くなってしまったと感じています。
社会より個の描写に重きを置いていると、ナルトを読んできて私は感じました。ゴネを通して道理を引っ込ませる。=己の忍道を貫く。
これが私が今のNARUTOに感じるテーマ性なのです。

20小隊を散在させて派遣したのならば、小隊1つあたりの実力が暁2名と同等程度(>捕獲ではなく殺害するというのは、可能)という目算の元に立案された作戦ということに、なりませんか?
暁8名で世界征服が狙えるのなら、20小隊で5回世界征服ができますね。
なんて書きましたが、思い出しました。暗殺メインなんですよね。実力差を考慮して当初の計画では。
でも、暗殺に失敗しても撤退せずにガチバトルになり、最後には何故か実力差はそれほどなくなり暁を倒してしまう。
やっぱり20小隊で5回世界征服ができるんじゃないですか?

「ナルトたちがすごく遅れて出発した」のは仮定ではなく、事実だったはずですが。
しかし、奈良一族の森が複数個あるという解釈の元、里に程近い森の全てにあの深い穴のある罠をしかけ、標的が接近するまでシカマル班は待機していたと考えるのなら、なるほど、ナルトが追いついても自然ですね。

自分の体に心臓が4つあると(ハッタリでも不死身だと言っておけばいいものを、わざわざ自分の心臓の残数を教えてくれた。)正直に申告したカクズが拷問を受けた際、そう簡単に口を割るか割らないか。その証言に信憑性があるかないか、こればかりは実際に拷問してみないと解らない事だと思います。少なくとも拷問の専門家ではないカカシが独断で決めることではなかったと思います。

また、拘束のリスクよりも、不意打ち暗殺のリスク、更にそれが失敗しガチバトルへ発展したリスクのほうが高かったのではないでしょうか。大勢が決し、瀕死のカクズが寝転がり、頭数ではコチラが有利の状況では、止めを刺すよりも、やはり多少のリスクを覚悟して拘束を「試みる」だけでもすべきだったと思います。

賞金首制度について私が問題としているのは、おっしゃるとおりの事です。その背景を考えさせるよりも先に、取って付けたような印象を受けるその見せ方に不満があるのです。


最後に、
こんな形ではありますが、私はナルトに対して強い関心があることは確かです。犬さんの解釈を読み、そんな風にも読み取れるのかと本当に関心しています。
面白い発見がありそうなので、ナルトのコミックスを集めてみたくなりました。
心地よい刺激を有難うございます。
[ 2007/05/20 04:56 ] [ 編集 ]
社会に対する描写、というのは少年誌の「王道バトル漫画」というワンピースに次ぐ(といっていいでしょう)看板という立場から、十分なものにする事は不可能でしょう。例えば忍空の作者がそうですが、そういった地味な話ばかりやろうとすると、編集から「そろそろバトルを描け」と言われる雑誌ですから。だから地味に入れていくしかない、が、ザブザ、大蛇丸、暁、戦争、四代目、九尾、すべてを繋ぐものは「忍が道具である」という世界観(物語の絶対的なヴァーチャル条件です)に終始するでしょう。

それと、ゴネを通す漫画だとか、登場人物たちが暴力でナルトの信者になっていくだとかいう解釈はその通りだと思います。寧ろ、それによって王道から逸脱する事を可能にしているんじゃないか、と思えるのが私にとってはナルトを読む理由なんですけどね。

ならないでしょう、そういう目算には。何故なら、20小隊を出したときには相手の実力が実際には未知数で、「発見したら各小隊に連絡をしておき、待機する」などの手段もありますから。アスマ班が飛段に攻撃を仕掛けたのは、敵が一人だったからでしょうし、カカシの入ったアスマ班が単独で仕掛けていったのは私怨とシカマルが1小隊のみで敵を倒す手段を考えていたから、だと私は考えます。

ナルトの世界っていうのは、現在最強に近いイタチや自来也でさえ、大きなインフレを起こすほどの「絶対的な強さ」を持っていないという構造になっているのが、通読すると分かります。だからその実力さというのも、卑怯な中学生が罠と武器を使って屈強な男を殺害することが可能。というようなレベルに過ぎないのではないでしょうか。だから、暁も、ザブザも、大蛇丸も、他の里も組織化していくんだと考えられます。それと、暁8人で世界制服をするのではなく「尾獣の力を使って」世界制服をするという話なので、20小隊で世界制服が出来るとは言えないでしょう。

>「ナルトたちがすごく遅れて出発した」のは仮定ではなく、事実だったはずですが。
少なくとも記憶ではそのような台詞・描写はありませんでした。

自分の能力を戦う前にばらすというのは、この世界では自信のあるキャラクターしか今のところやっていないので、そういう解釈も可能ですね。

暗殺やその失敗のリスクはあったでしょう。ではなんでやったかって、アスマの敵討ちを銘打って大義名分にしているからでしょう。それが冷静な行動として正しいものかというと、そうとは言えませんが。本来復讐というものはリスクをともなっても、それを超越する感情で動くものですから、そう不思議には思いませんでした。勝つための計算もありましたし。

それと、拘束を試みるだけならまだしも、それを連れ帰るなり待機するなりしたときのリスクは拘束するだけのリスクの比でないでしょう。主戦力として十分に戦えるのがヤマトだけという状況で、作戦も罠もない状況で、さらなる戦闘の継続を余儀なくされるリスクというものは。

私に関しては、設定のとってつけたような風は(週刊誌での長期連載ならば)さほど気にしないタイプなので、なんとも言いようがありませんね。

ナルトって普通に読んだら大して面白くないので、おすすめはできませんよ。
[ 2007/05/22 00:05 ] [ 編集 ]
看板マンガだからこそ、バックボーンはシッカリさせえておいたほうが良いとも思えます。
詰まらなくなりがちな設定の説明を上手に物語と絡めるのも作者の腕の見せ所だと思います。それを上手く描けないからと、ナルトの周りにはナルトの後押しをする人しか居ない。抜忍のサスケを咎める人も(ほぼ)居ない。と説明を放棄するかのような描写をする現在の展開は、過去のザブザ達が作り上げた「忍び=道具」の世界観を台無しにしていると私は感じましたが。

それでもその背景にあるものは「忍び=道具」の一貫した世界観であり、だからこそナルトの特異性が際立っているとおっしゃるのならそれは受け止め方の違いと考えるべきなんでしょうか。

そして、(自称)不幸だった少年時代・連載開始時を経て、2部に至り更に増長し続けてゴネ通そうとするナルトを社会常識を覆す力の有る魅力的な主人公と感じるのは、私にはない感受性ですので理解しかねます。

>「発見したら各小隊に連絡をしておき、待機する」
そうその常套手段があったのに何故使わなかったのか疑問だったんです。アスマにしても1対4よりも、2対80のほうが遥かに勝算があったと思ったのです。シカマルも2対80を選ばずに、単独で仇を討とうと私情を優先し、S級犯罪者相手に曲芸紛いの策を切り札に戦い仕掛けました。アスマ、シカマルの判断ミスだと思っていましたが、今週のジャンプで明かされた事実によると三小隊以上が同時に行動すると命令系統が混乱するだとか。なんという統率の無さwwww

>「尾獣の力を使って」世界制服をする
その尾獣も暁1人に生け捕りにされるほどの強さ。
ああ、「力」だけですからチャクラだけを抽出したりするんですよね。特に九尾のインチキ無限チャクラ。で、それをオーガに注入して伝説の復活とか。そんなカンジで世界征服計画は完璧ですね。うん、暁が1小隊に負けるほど弱くても、尾獣が暁1人に負けるほども弱くて問題ありませんでした。

>大きなインフレを起こすほどの「絶対的な強さ」を持っていないという構造
触れ込みだけは強いけれど実際に戦ってみるとアレ?という主に暁に皺寄せが来ている構造ですね。
考えてみれば、螺旋手裏剣を手に入れただけで自分を超えたと評価するカカシはその構造を把握しているようですね。

現実的に考えれば凶器を持った卑怯な中学生相手に大の大人が殺害される可能性はあります。ただ、それをマンガに適用して面白くなるかは別です。またそれを適用したとして、その世界を面白く描けているか、も問題ですよね。

>>「ナルトたちがすごく遅れて出発した」のは仮定ではなく、事実だったはずですが。
>少なくとも記憶ではそのような台詞・描写はありませんでした。
あ、そうでしたか。増援を送るとかで、送り出す期限ギリギリまでに術が完成しなかったらナルトは置いてけぼりを食らうとかいう話だったような気がしたんですが、思い違いでしたか。

>冷静な行動として正しいものかというと、そうとは言えませんが。本来復讐というものはリスクをともなっても、それを超越する感情で動くもの
アスマもシカマルも私情優先。アスマは挙句、仲間を危険に晒し、自身も死ぬ。シカマルは仇を討つものの、仲間は増援が無ければ死んでいた。
そして、暁の情報を得れば、里にとって有益であり(ヒダンは不死身という情報を得るためにアスマは死んだわけですよね。それさえあれば死なずに済んだ。)将来的な暁対策となり、暁との戦いでの死者を抑えることができるかもしれない可能性を、現場の判断、コイツらはクチを割らないだろうという勝手な憶測の元、多大なリスクを犯して得た千載一遇のチャンス(パワーバランスが現実的な物だとした場合、武器を持っての真剣な殺し合いの結果、相手が死なずに決着がつくのは稀なのでは)を、自分が死ぬという今更のリスクを恐怖し、潰したのは失策だったと思うのですが。

私は、場当たり的な展開というのは苦手な物でして。思いつきでやってるかもしれないという推測による、作品の底の浅さを感じてしまうとどうしても気になってしまうタイプなんです。

>ナルトって普通に読んだら大して面白くない
なら逆立ちでもしながら読んでみる事にします。
[ 2007/05/22 02:27 ] [ 編集 ]
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プロフィール

ガラ

Author:ガラ
職業:働くNEET。


・眼鏡をしたままお風呂に入る派。
・新品のケータイに張ってあるシールは剥がされる派。
・曲調より歌詞で曲を好きになる派。

特徴
・優柔不断・怠惰・臆病・自己愛強し

称号
・1人カラオケニスト

蔵書
その1その2その3その4

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