7月8日から公開してたんですね。
18日で公開終了だとか。姉からタダケンを貰ったので本日見てきました。
ネタバレ注意?
あらすじ(
読み飛ばし推奨)公式HPより転載(一部省略)
ワタル平凡な11歳の少年。幽霊ビルの中を探検をしていたワタルは、階段の上に浮かぶ奇妙な扉を見つけ、その中へ入っていくミツルの姿を目にする。ミツルは隣のクラスの転校生。女の子に騒がれても、笑顔ひとつ見せないクールで大人びた少年だ。「あの扉の向こうには何かあるの?」と問いかけるワタルに、ミツルは真顔でこう答えた――
「扉の向こうに行けば、運命を変えられる、ひとつだけ願いが叶うんだ」
ごく普通の平凡な幸せは、何の前触れもなく突然崩壊した――大好きだった父親が、家族を捨てて家を出ていってしまったのだ。
ショックに母親は倒れ、救急車で運ばれて行った母親の姿を見つめていたワタルの胸に、ひとつの思いがこみ上げた――
「こんな運命、間違ってる!」
その時、「運命を変える」というミツルの言葉が、ワタルの脳裏によみがえった。
その言葉を信じ、ワタルは幽霊ビルへと向かったのだった。
扉の向こうは世界が一変!剣と魔法とファンタジー、あらゆる不思議が渦巻く「幻界」で、ワタルの旅が始まった。
仲間とともに旅を続けるワタルは、宝玉を手に入れるため、森を丸ごと焼き払った魔導士がいるという噂を耳にする。
やがて訪れるミツルとの再会。
一足早く幻界に入ったミツルは、自らが背負った過酷な運命を変えるため、能力の高い魔導士として手段を選ばず突き進んでいた。「おまえはこの幻界に何をしに来たんだ?願いが叶わなければここに来た意味がない!オレは願いを叶えるためなら何でもできる」と言い放つミツル。ミツルが手に入れるべき宝玉はあとひとつ。それは魔族を封じ込めている「闇の宝玉」。さらに、ミツルの強力な魔力は北の帝国にも力を与え、幻界を崩壊の危機に陥れていた。
願いを叶えれば、幻界は滅ぶ。
それでも叶えたい願いとは何なのか?
それは、ワタル自身に突きつけられた最後の問いでもあった……。感想
まず第一にボリュームが凄かったですね。
あらすじだけでもゲップがでそうなほどの長文ですからね。
原作が文庫本で3冊分。それをどれだけ再現し映像にしたかは
原作を読んでいないのでわかりませんが
2時間に納めた映画の密度は濃厚でした。
期待していたファンタジーの部分は、説明足らずなカンジですね。
いかにもファンタジーという記号的な表現が多く、
イタリア風な街や大木の生えた街、ネコ型トカゲ型の亜人種
帝国=敵(ファンタジー世界のお約束)
宝玉を集めると願いをかなえてくれるなどなど
そのあたりを薄っぺらくゲーム的と言い切るコトもできますが
(原作でどこまで設定されているかも知りませんが)
制限時間のある映像作品である映画では世界観の説明などイチイチできないので
しょうがないコトではあると思います。
ストーリーはコレは子供向けじゃないな、と思いました。
かと言って大人向けのストーリーとも言いづらい。
主人公ワタルが11歳とは思えない大人具合で、
大人というか聖人でした。
強大な魔力を扱えるようになり、犠牲を厭わずに
自分の願いをかなえるために突き進むミツル。(その動機も切ない。)
ミツルのほうが子供的な残酷さ、一生懸命さを持っていて
魅力的なキャラで私の好みでした。
メインキャストに有名俳優を何人か声優として起用してたようです。
何名か酷かったヒトがいましたね。
声優は声優というプロのお仕事として確立されているんですから
話題性の為だけに俳優を使わなくてもいいと常々思っています・・・。
ウェンツ英二のミツルは結構カンジが出ていて好印象でした。
松たか子のワタルは、叫び声などの発声がどうしても女の子の声に
聞こえてしまい気になってしまいました。
総評
映画の出来は中の上。
大人が見ても子供が見てもそこそこ楽しめる作品かと。
(逆にどの年代を対象にしているのかはわからなかった・・・)
アニメーションの出来は優秀なのですがストーリーのテーマや
キャラデザインの地味さに引っ張られた為か
ハッタリに欠けた印象がありました。
その辺りも含めて手堅い印象の作品ですね。
追記
原作に興味が持てたので、文庫本を買ってきました。